グランモール公園

グランモール公園は、ランドマークプラザとクイーンズスクエアの間から新高島駅周辺にかけて、みなとみらい中央地区を南北に貫いている非常に長い公園です。

イルミネーションの充実もあって人気の散策コースになっており、みなとみらいからの帰り道に、最寄りの桜木町駅やみなとみらい駅ではなく、横浜駅までグランモール公園を通って歩いて帰る人も大勢います。

グランモール公園の美術の広場のイルミネーション

 

ここは公園と言っても実態は5つの広場が直線上に並んだものです。

それぞれの広場が個性的なこともあり、知らない人がここを「一つの公園」だと認識するのは難しく、遊歩道と見做している人が多いようです。

 

5つの広場は南から順に、

・円形広場
・ヨーヨー広場
・美術の広場
・桟橋の広場
・眺めの広場

です。

これらをルート上につないだ地図です。(設定の関係で終点が少しずれています)

 

この5つの広場を南から順にご紹介していきます。

 

円形広場

グランモール公園の一番南にあるのが円形広場です。
丸い広場に大きなコンパスの床絵がはめ込まれ、周りを扇状に階段が囲んでいます。

この広場は大道芸のメッカで、週末は階段を客席代わりにした野外劇場と化します。

グランモール公園の円形広場。奥にドックヤードガーデンが見える

広場の奥にポッカリ穴があいたように見えるのは重要文化財のドックヤードガーデンで、その先の建物はランドマークタワーの低層部分です。

 

円形広場を階段の反対側から撮ったところです。

グランモール公園の円形広場を階段の下から見たところ

広場の中央に大道芸の機材が置いてあります。
この時は幕の合間で芸人さんは休憩中でした。

階段の上に銀色のパイプがクネクネと絡まったものが見えますが、あれは隣のヨーヨー広場の巨大オブジェです。

 

広場の左手で赤く目立っているのはハードロックカフェの看板です。

近くに寄るとしっかりギターの形をしており、日が暮れると中々綺麗に光ります。

グランモール公園の円形広場のハードロックカフェの看板

 

看板の奥、ヨーヨー広場の下にお店があります。

 

大道芸

横浜は大道芸が盛んなところで、週末には各所でパフォーマンスが行われますが、その中でもおそらくこの円形広場が一番だと思います。

ここは週末はもちろんの事、平日にも開催しており、買い物客や近所で働く人が石造りの階段に腰掛け見物しています。

人気のあるパフォーマンスだとこの賑わいです。

グランモール公園の円形広場の大道芸の様子

 

グランモール公園の円形広場の大道芸の様子

 

夜の8時近くでもまだまだ大勢の見物客がいます。

夜8時頃のグランモール公園の円形広場の大道芸

 

この広場での大道芸のスケジュールはヨコハマ大道芸というサイトに載っています。

 

ヨーヨー広場

円形広場のすぐ隣、階段を上ったところがヨーヨー広場です。

ランドマークプラザ、クイーンズスクエアというみなとみらいで 1、2を争う華やかなショッピングモールのちょうど中間にあります。

 

この写真はランドマークプラザ入口横のエスカレータの上から撮ったものです。

広場の中央にオブジェがあり、その向こうにクイーンズスクエアの入口が見えます。

グランモール公園のヨーヨー広場

 

ヨーヨー広場からランドマークプラザを見たところです。

入口は少し奥まったところにあって、その前に半屋外の吹き抜けのスペースがあります。そこにある柱は普段あまり目立たないのですが、離れて見ると天井まで4階分も高さがありました。

グランモール公園のヨーヨー広場から見たランドマークプラザ入口

 

反対側のクイーンズスクエアです。

手前のガラスウォールから奥へと明かりが続いている部分はクイーンモールという長い吹き抜けの通路です。
ここからパシフィコ横浜の手前まで施設内を真っ直ぐに通っています。

グランモール公園のヨーヨー広場から見たクイーンズスクエア入口

 

少しお固い話ですが、横浜市の都市計画ではみなとみらい中央地区にクイーン軸、キング軸、グランモール軸という3つの歩行者動線を設けることになっています。

そのうちクイーン軸とはランドマークプラザからクイーンズスクエアへつながる動線のことで、グランモール軸とはまさにグランモール公園のことです。

この2つの軸の結節点がヨーヨー広場というわけです。

 

巨大オブジェ

ヨーヨー広場の巨大オブジェは「モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー」と言って、ステンレス製の彫刻です。作家は最上壽之氏。

この広場の名前の由来となっています。

高さは約17m だそうです。

グランモール公園のヨーヨー広場の巨大オブジェ

 

夜にはライトアップされますが、光量が少ないせいか大きさや姿形のわりには目立ちません。

ライトアップされたグランモール公園のヨーヨー広場の巨大オブジェ

 

美術の広場

ヨーヨー広場の隣は美術の広場です。

2つの広場の間にけやき通りがありますが、通りをまたぐ連絡橋でそのまま行き来できます。
どちらの広場も2階相当の高さにあるので、知らないと間に通りがあると気づかないかもしれません。

 

その連絡橋から美術の広場を見たところです。

グランモール橋から見たグランモール公園の美術の広場

 

美術の広場の西側には横浜美術館が、東側には MARK IS みなとみらいがあります。

 

こちらが横浜美術館、設計は故丹下健三氏です。

広場の両端にかけてファサードが広がり、下部には長い柱廊が配置されています。落ち着いた色調と相まって、さすがというか端麗な建物です。

グランモール公園の美術の広場から見た横浜美術館

 

こちらは MARK IS みなとみらい。
ランドマークプラザやクイーンズスクエアよりもややカジュアルなショッピングモールです。

3つの施設のうち人気の点ではこちらが1番のようで、週末は駐車場前に長い入場待ちの車列ができます。

グランモール公園の美術の広場から見たMARK IS みなとみらい

 

美術の広場は、昔から落ち着いた雰囲気のよい場所ではありましたが、日が沈むと暗く人通りが絶えてしまい、ちょっと勿体無いな思っていました。

それが 2013年に MARK IS が開業すると状況が一変し、夜には建物の明かりが広場を柔らかく照らしてとてもムードのある場所となり、瞬く間に人気スポットになりました。

今では昼間も夜も多くの人が行き交い、ある意味、みなとみらい中央地区で一番注目される場所かもしれません。

 

美術の広場の様子

美術の広場はグランモール公園の5つの広場の中で最も広いのですが、中央の通りの部分と、美術館寄り、MARK IS 寄りとで少しづつ異なった表情を見せます。

 

広場の中央部分です。
周りに高層ビルが並ぶなか、不思議と見晴らしがよく、ここからグランモール公園の端まで見通しが利きます。

都市のスリットに目を向けているような面白い感覚です。

グランモール公園の美術の広場の中央

 

美術館前です。
芝生が広がっていて、中央部分や MARK IS 寄りに比べてゆったりした雰囲気です。

グランモール公園の美術の広場の美術館寄り

 

芝生の手前に噴水があって、子供がよく水遊びをしています。水質が衛生基準を満たしてない旨の注意書きがあるのですが、まあ子供はお構いなしですから。

グランモール公園の美術の広場の噴水

 

MARK IS 寄りにはけやきの木立があって、その合間にオブジェのようなベンチが点々と配置されています。

日差しが強い日はこの木陰が有り難いです。

グランモール公園の美術の広場のMARK IS 寄り

 

イルミネーション

美術の広場には、クリスマスシーズンに加えて、各種のイベントに合わせたイルミネーションが施されます。

現在(2017年5月)は全国都市緑化よこはまフェアが開催されていて、チームラボによるクリスタル花火と題したイルミネーションで彩られています。

 

夕方になると徐々に明かりが灯ります。

グランモール公園の美術の広場のイルミネーションの始まり

 

夜です。光が木々を彩ります。

グランモール公園の美術の広場のイルミネーション

 

MARK IS の正面に設置されたクリスタル花火です。
スマホのアプリの操作に連動して花火が打ち上がるのだそうです。

グランモール公園の美術の広場のイルミネーション

 

けやきの木立にも光が溢れます。

グランモール公園の美術の広場のイルミネーション

 

美術館近くの植木の周りでは光りに包まれてしまいました。

グランモール公園の美術の広場のイルミネーション

 

このイルミネーションは6月4日まで開催されています。

 

桟橋の広場

美術の広場の次は桟橋の広場です。間にいちょう通りが走っていて、ここには歩道橋がないので信号を渡ります。

ここは押しボタン式の信号ですが、それに気付かず長いこと待たされる人が結構いるので気をつけてください。

 

広場はつい最近まで名前がなかったらしく、再整備を行った際に名付けられたそうです。

グランモール公園の桟橋の広場

 

この広場の東側はみなとみらいのマンション街の一角、ミッドスクエア ザ・タワーレジデンスと接しています。

マンション低層階の広場に面した部分はガラスウォールの張り出しになっており、そこにTSUTAYA とスターバックスの複合店が入っています。

グランモール公園の桟橋の広場のSUTAYA とスターバックスの複合店

ここは夜の2時まで開店しており、夜更かし好きにはとても有り難いお店です。

 

ミッドスクエアの広場を挟んだ向かい側はオフィスビルのMM グランドセントラルタワーです。
ドラマ逃げ恥のオフィスシーンで登場したところですね。

グランモール公園の桟橋の広場のMMテラス

 

低層階はMMテラスという飲食店街で、広場にオープンエアのテラス席も用意されています。

グランモール公園の桟橋の広場のMMテラス

 

広場の中程にミッドスクエアのマンション棟へ続く小高いデッキがあり、そこから見下ろしてみました。

こちらは真っ直ぐ広場を見たところ。
雨上がりで石畳の路面が少し濡れています。向かいは MMテラスの正面入口です。

ミッドスクエア2Fから見たグランモール公園の桟橋の広場

 

少し斜めに美術の広場の方を向いたところです。

ミッドスクエア2Fから見たグランモール公園の桟橋の広場

 

これまでの3つの広場に比べると、桟橋の広場はだいぶ雰囲気が落ち着いています。

 

眺めの広場

桟橋の広場の次は眺めの広場、グランモール公園の一番北です。ここも最近になって名前がついたようです。

グランモール公園の眺めの広場

 

広場の両側には以前は商業施設のジャックモールがありましたが、2012年に取り壊されて、現在はオフィスビルのアイマークプレイスと研修施設のMUFGグローバルラーニングセンターが建っています。

グローバルラーニングセンターの低層階にジャガー・ランドローバーのディーラーが入居していました。

グランモール公園の眺めの広場のグローバルラーニングセンター

 

広場は最近まで再整備をしていて、その際にベンチや写真のような水盤が設置されました。不思議と、ここで水遊びをする子供は見たことがありません。

グランモール公園の眺めの広場の水盤

 

広場の奥に歩道橋があり、ここがグランモール公園の北の端です。

グランモール公園の眺めの広場の歩道橋

 

歩道橋の上から振り返って見たところです。
遠くにクイーンズタワーがあって、グランモール公園がここから真っ直ぐに通っていることがわかります。

グランモール公園の眺めの広場の歩道橋

 

グランモール公園の5つの広場のご紹介は以上で終わりです。

それにしても長い公園です。

 

新高島駅周辺

蛇足かもしれませんが、歩道橋の先をご紹介します。

 

歩道橋を渡るとみなとみらい線新高島駅の周辺に出ます。

ここは横浜市が定める歩行者動線の残りの一つ、キング軸に当たりますが、ご覧のように現時点(2017年5月)でほとんど開発が進んでおらず、向かいに見える日産本社ビルとの間にかけて多くの空き地が残っています。

新高島駅周辺

新高島駅周辺

 

もっとも、このエリアも最近になって開発の事業主体が決まり、工事も始まりました。

ここも数年後にはきれいに整備されていることと思います。

 

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